小さな暮らしの畑屋さん

地球といういのち溢れる星に生まれた喜びを、日々の暮らしの中で感じられるような、小さな畑のある暮らしを提案しています。

土はなんのために生まれた?土は○○を再現するためにできた!

f:id:notefarm-kagoshima:20170113141150j:plain


こんにちは、そーやんです。
 
いつもお読みいただきありがとうございます。
 
 
 
そーやんて誰?

暮らしの畑屋のおとって何?

って方はまずこちらからお読みください。

暮らしの畑屋のおと プロフィール - 畑と暮らそう。

 


おかげさまで前回の記事はアクセス数の最高記録!

素直に嬉しいです。

ありがとうございます。

 

前回の記事では土は何でできているのかについて書きました。

そう、土は植物や動物の死骸が分解されたものです。

 

そんな今までの生命の積み重なりがあるからこそ、

野菜などの植物が土から育つということですね。

う〜ん、神秘!

 

今日は調子に乗ってさらに「土」に迫ります。

質問:「土」はなんのために生まれた?

 

え〜と、興味ないですか?

なんかこういう当たり前のことが僕は気になります。

なんで砂や粘土ではなくて、

土というものが生まれたのか。

 

今日も晩御飯の時間が迫っているので、

僕の考えを単刀直入に言います。

 

土は「海」を再現するために生まれたのではないか

です。

 

もともと地上に生きている植物たちは

海に生きている「植物プランクトン」が進化したものです。

そしてそれが地上で初めて安定して生きられるようになった「生命」でした。

 

しかしご存知のように海と地上は全然違う環境です。

しかも、それまでは地上にはなんの生命もいなくて岩や砂しかなかった。

海の中にはたくさんの栄養分が浮遊しているのに、

地上ではそれが鉱物のような固まりとしてしか存在していません。

 

海の中ではただぷか〜っと浮いているだけで

光合成できるし、海水から養分を摂取できた。

でも地上でそれら養分を摂取するのは困難です。

 

雨の中にミネラルはあったでしょうが、

地上には岩や砂ばっかりだからすぐ流れていってしまう。

 

 


じゃあどうするのか。

そう、そこで「土」というものができます。

 

植物自身の死骸の中にある栄養素をまた

次の世代が吸収できるように微生物に分解してもらえるような

共生関係を築いた。

土が植物の栄養になると同時に、微生物が住みやすい環境も作られています。

 

しかもただ分解するだけでなく「腐植」というミネラルのタンクを作って、

流れでないようにした。

この腐植が土の黒い成分の元になっています。

 

 

そして土の中に無数にいる微生物たちが、

この栄養の循環を土の中で絶え間なく行なっていて、

植物が必要な栄養を必要なタイミングで

必要な量を提供しています。

 

 

 

それまで水が行ってきた循環の役割を

「微生物」に担ってもらっているのではないかと僕は思っています。

1グラムの土の中に数百万〜数億の微生物がいると言われているので、

目には見えませんが、本当に海の中のような

絶え間ない流れがあるということです。

 



ちょっと細かい説明を省いたので分かりにくい&

乱暴?な意見かもしれませんが、

これをきっかけに土への見方が変わると嬉しいです。

 

今回もお読みいただきありがとうございました!

 

 

**********************

より詳しく知りたい方、学びたい方は、

ぜひ、のおとファームで行われる講習、ワークショップ、イベントなどにご参加ください。

 

◯ワークショップ、イベントの案内

橋口農園・暮らしの畑屋のおと

 

◯暮らしの畑屋のおとHP

【暮らしの畑屋 のおと】:鹿児島での農的な暮らしを体験し、学ぶ様々な企画をしています。

 

お待ちしております!

**********************