あなたの畑は今どんな状態?畑のセルフチェック!その① 〜超初心者のための野菜づくり入門〜
こんにちは、そーやんです。
いつもお読みいただきありがとうございます。
前回の記事についてはカテゴリー『超初心者のための野菜づくり入門』でお探しください。
今回のテーマは「あなたの畑は今どんな状態?畑のセルフチェック!」です。
畑の状態が今どんな感じなのか?野菜づくりに適した環境なのか?
が自分で判断できるようになると、とても上達が早くなります。
チェック項目は以下の4つ。
⑴光の流れ
⑵風の流れ
⑶水の流れ
⑷土の状態
土の状態に関しては話が長くなるので、次回詳しくやります。
⑴光の流れ
植物は地球上で光をエネルギー源として利用できる唯一の生物です。
なので光はとても重要です。
できるだけ日当たりが良いところ、日の当たる時間が長い場所を選びましょう。
特に重要なのは朝日です。
朝日が当たるタイミングで光合成のスイッチが入りますので、
成長速度が変わってきます。
プランターの場合もここを意識して置く場所を選んでみましょう。
野菜によっては日当たりが悪いところを好むものもありますが、
それは日陰を作れば良いだけですので、問題ありません。
⑵風の流れ
風通しが良くないところだと湿度が上がり、
そのような場所を好むカビや虫が増えます。
また風が当たることで植物は丈夫になります。
これは風が当たる環境に生きているときに、
風で折れないように成長ホルモンが分泌され、
茎が短く太くなるという植物の習性です。
また人や生き物が触れても同じことが起こります。
とにかく外からの刺激が植物を強くします。
逆にあまりにも風が強いところだと流石に折れてしまいますので、
そういう場所は避けるか、風除けになるものを建てたり、
風除けになる野菜を風上に植えるなどの対策が必要です。
⑶水の流れ
植物が育つのに水分が必要ですが、それが循環していることが大事です。
大体の植物は水はけが良い土地を好みます。
野菜の根やそこに住む微生物が呼吸しやすくするためです。
そこの地形的に水がどこから入って、どこに流れて行くのか把握しておきましょう。
スムーズに流れて行かなそうな場合は、
溝を掘って、通り道を作りましょう。
また土の表面だけでなく、
地中にも水分の流れがあり、海のように満ち引きがあります。
余力があれば土の中を掘ってみて、どのくらいの深さのところまで湿っているのか、
畑の場所でその深さが違うのかどうかなど確かめてみましょう。
次回は4番目の土の状態のチェック方法についてです。
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