花が綺麗な雑草が生えてたら、野菜がよく育つ?
こんにちは、そーやんです。
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前回の記事はこちら
その土で野菜は育つ?〜目にうつる全ての雑草はメッセージ♪〜 - 畑と暮らそう。
その前の記事については、カテゴリー『超初心者のための野菜づくり入門』でお探しください。
今回のテーマは「あなたの畑は今どんな状態?畑のセルフチェック!」の続編パート2。
⑴光の流れ、⑵風の流れ、⑶水の流れ、⑷土の状態をお伝えしましたが、
今回は 最後の⑸植生(どんな草が生えているか)です。
今回はより具体的にどんな草が生えていると、
その土がどんな状態にあるかをご紹介します。
一気にたくさんは覚えれないと思うので、
とりあえず代表的なもののみご紹介します!
硬くて痩せている畑に生える雑草
硬くて痩せている土地でも生きられる雑草の特徴は
①根っこの張り方が半端ない
②花が綺麗じゃない
③恐竜時代に生えてそう(原始的)
以下、一個ずつ説明すると
①根っこの張り方が半端ない
は要するに、肥えてない硬いところで生えれるということは、
そんな硬いところでも根っこを張る力があり、
栄養をとってくる力があるということです。
だから抜くのが大変なやつはこれです。
②花があんまり綺麗じゃない
そもそも花が咲かなかったり、花が綺麗じゃないです。
主観も入っていますが。
肥えている土地ほど生き物の多様性も増えるので、
ある程度肥えた土地に生える植物は綺麗な花を咲かせるようになり、
その花で虫を引き寄せて、
繁殖する方法を取るのだろうと思います。
③恐竜時代に生えてそう
一番わかりやすいのはこういうシダ植物でしょう。
まあ割と原始的な植物が多いということです。
痩せた土地に生える草の代表として、
より具体的に以下の3つは覚えやすいのかなと思います。
例1)チガヤ →こんな葉っぱの細長いやつは大抵根性があると思ってください。
例2)スギナ
例3)ヨモギ
特に上に挙げた3つは、いわゆる宿根草と呼ばれ、地上部が切られても
また生えてくる生命力が強い植物です。
肥えている土に生える雑草
土が肥えてくると生えてくる植物が変わります。
特徴としては
①柔らかい
②小さくて可愛い花がたくさん咲く
③少女が遊んでいる野原に生えてそう
また③は主観的なイメージですが、
割と現代の植物であり、
人が住んでいるような環境に生えるという意味で割と本質を捉えているかもしれません。
土が肥えてくると過酷な環境ではなくなり、
植物もゴワゴワとしたものから次第に線が細く、
ふわふわっとしたものに変わっていきます。
例1)オオイヌノフグリ
例2)コハコベ
例3)ホトケノザ
ここら辺の雑草が生えるようになると、
土づくりがうまく行っている、野菜がよく育つという目安になります。
とりあえず今回までで大体そこの土地がどんな状態か知る方法をご紹介しました。
次回のテーマは
じゃあその土地をどう畑にするのか
その設計についてご紹介します!
お読みいただきありがとうございました。
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