小さな暮らしの畑屋さん

地球といういのち溢れる星に生まれた喜びを、日々の暮らしの中で感じられるような、小さな畑のある暮らしを提案しています。

プロローグ〜子供達への遺していきたいこと〜

f:id:notefarm-kagoshima:20170730174343j:plain

こんにちは、そーやんです。


いきなりの変更で驚かれた方もいるかもしれませんが、

ブログのタイトル、コンセプトを変更いたしました。

今までのブログだとどうしても僕の表現したいこと、

伝えたいことの全てが伝わらないと思い、

僕のストレートな想いをそのまま表現していくことにしました。

 

今までの時代では、伝わりにくかったことも、

これからの時代においては素直に表現した方が伝わりやすいのではと感じています。

 

 

今回は僕の中心となるとなる想い、メッセージをここに記します。



この世界に生まれてきた全ての子供達へ

君たちがこの地球という星で、精一杯楽しみ、遊び、学び、成長し、

自分の持っている全ての可能性を発揮し尽くすために、

この地球という星で人として生まれ、

生命あふれるみずみずしい世界を堪能し尽くせるように、

そしてまた源に還るとき時に、

すっごく楽しかったと言えるような旅にするために、

微々たるものではあるけれど、

ここに僕が探求していることの記録を残そうと思う。

 

まだまだ言葉にしつくせないこともいっぱいあるし、

まだまだ未熟な僕だけれど、

とにかく今こういうメッセージを遺せることが、

今この世界に自分が生きていることの意味・役割を感じられることがすごく嬉しい。

 

ここに書くことには間違いもいっぱいあるだろうけど、

それも踏まえて、君たちがまたこの世界を豊かにしていくための材料にしてほしい。

 

f:id:notefarm-kagoshima:20160805161448j:plain

 

君たちが心から「地球に生まれてよかった」と、

その人生を謳歌できるためには、

まずこの世界のこと、この世界の目的、

そして君たちがなんのために生まれてきたのか、

なんの役割があるのかを知っておくと、この人生という旅の道しるべになると思う。

僕もそれについて子供の時からずっと考え続けてきた。

 

 

例えば僕の役割は、

こうやって君たちがこの地球でより生き生きとした人生を謳歌できるような

知恵を遺すことだろうし、

それを実現できるような環境、

つまり人と自然が調和した世界を遺していくことだと感じている。

 

ひょっとしたらそんな世界が実現できる時まで、

僕は生きていないかもしれない。

今の時点では、おそらく400年くらいかかるのではと思っているけれど、

生きているうちに見れることも少しは期待している。

 

そのために今この僕が生きている時代、

自然とかけ離れた生活をしている時代において最も必要なのが、

自然とコミュニケーションしていくこと、

そして体感を通して理解することだと思っていて、

自然と人がより調和して生きていくためにはどうすれば良いのかを探求している。

 

 

僕が生まれる前からたくさんの人がそれを試み続けていて、

それはとても困難な道なのだけれど、

今が私たち人間社会が自立できるか、

自然と共に地球を担う存在になれるかどうかの大事な時期なのだと感じている。

 

f:id:notefarm-kagoshima:20160812063415j:plain

その手段として僕は畑作りに関心があるし、

それを人に伝えるということをしている。

 

 

それは「食べる」ということが、

日常的に行われる最も基本的な自然との関わりのあり方だというのもあるし、

 

ただ狩猟採集するだけでなく、

畑づくりをすることで、

そこに自然を理解する必要が生まれ、

関係性を深めながら、

共に場を創るという自然との共同作業になるところがあるから。

 

 

だから君たちがこの世界で何を実現したいにせよ、

ぜひ畑づくりを一度は体験してほしい。

 

畑という小さな空間には、

この宇宙の全てが凝縮されているし、

全てと繋がっている。

本当に様々なことを教えてくれるし、

精神的、肉体的にも成長させてくれる。

 

 

目指しているのは、ただ野菜だけでなく、

果樹も樹木も雑草も虫もそして人間も、

あらゆる生き物たちが調和した暮らしの空間。

 

全ての命が機能的に統合され、

無駄がなく、ゴミも出ず、循環している

まるで一つの生き物かのように振る舞う空間。


今の時代においては、それはとてもばかばかしいお伽話のように聞こえるのだけれど、

僕の頭にそのビジョンと感覚が確かにあるのは、

きっとそれが実現可能だからで、

時間がかかったとしても、

そこに向かうことが僕の使命だからなのだと思う。

 

 

だから、君たちの役割が何であるにしろ、

生きる空間・環境としての場づくりについて

ここに記していくことはいつかきっと役に立つと信じている。

 

君たちは将来この世界でどんな役割を担うかはまだわからない。

それでもどんな分野で活動するとしても、

自然との関わり合いなしには生きられない。

 

特に今の時代はどの分野であろうと、

自然との関わりが必ずテーマになってくる。

 

ここに記すことがその解決のヒントになれば嬉しい。