そもそも畑がない人の野菜作りの始め方 〜超初心者のための野菜づくり入門〜
こんにちは、そーやんです。
いつもお読みいただきありがとうございます。
前回の記事についてはカテゴリー『超初心者のための野菜づくり入門』でお探しください。
野菜づくりを始めたいと思った時の場所として、
そもそも家に畑がない!という方も多いと思います。
そんな時はどういう選択肢が考えられるかというと、
1)プランター
2)空いてる畑を借りる
3)市民農園
4)農業体験農園
他にもあるでしょうが、今回ご紹介するのはこの4つ。
1)プランター
マンションやアパートのベランダでも始められるので、とても始めやすく、
すぐに収穫して料理するなんてこともやりやすいのがメリットです。
また雑草もあまり生えないので、野菜の管理が比較的楽です。
デメリットとしては畑に比べると、
毎回土を買ったり捨てたりなどのコストや手間が発生したり、
たくさんの量の収穫は見込めないことにあるでしょう。
ただ土を変えないで行うやり方もあります。
もし興味ある方はこちらもご覧ください。
生きてるプランターワークショップ、大盛況 @フォーシーズンズマーケット in 卸本町 - 畑と暮らそう。
こんな感じで定期的にワークショップやっているほか、
僕の師匠である無肥料栽培伝道師 岡本よりたかさんも時々ワークショップされています。
めちゃくちゃ話が面白いですので、機会のある方はぜひ。
2)空いてる畑を借りる
最近は耕作放棄地と呼ばれるような場所がたくさんあるので、比較的借りやすくはなっています。
ただ地主さんや地元の方との信頼関係が大事だったり、
その畑全てを草刈りする必要があるので、
それなりに時間に余裕があって、慣れていないと難しいでしょう。
全くの初心者の方にはあまりオススメはしません。
3)市民農園
家に畑がない場合、気軽に安く畑を借りられる場所としてオススメです。
場所にもよりますが、農具なども借りれたり、水道や休憩所があったりなどもします。
行政が運営しているところが多いので、かなり安価に借りれます。
苗や肥料はご自分で用意しなければいけませんし、
全くの初心者の方が始める場合は少し難しいところもあるでしょうが、
自分一人で畑を借りるよりは、
隣近所の畑の人に聞いたりできるのでその点では安心です。
ただ毎年抽選で場所が決まったり、
そもそも抽選に外れて借りれないという場合もあるので、
自分で土作りをしていきたいという場合や、
無農薬・自然農法などこだわったやり方でチャレンジしてみたい方には
やりづらい点もあるかと思います。
4)農業体験農園
まだ数は少ないですが、全国的に特に都市部で広がりつつあるのが農業体験農園です。
私たちが行なっている畑の寺子屋もこのジャンルにあたります。
もっとも近い形態は市民農園ですが、異なる点としては
①農具・資材・肥料・種苗などが全て用意されている。
②野菜づくりを直接指導してもらえる。
③毎年同じ場所を使い続けることができる。
というような特徴があります。
参加者同士の交流会を開いている場所も多いです。
その代わりに市民農園よりは高価になります。
とにかく全くの野菜づくり初心者の方やこだわりを持って畑をしてみたいという方は、
農業体験農園がオススメです。
ちなみに畑の寺子屋はこんな感じです。
【暮らしの畑屋 のおと】:鹿児島での農的な暮らしを体験し、学ぶ様々な企画をしています。
とはいえ、やっぱり家の庭が畑なのが一番理想です。
近くて頻繁に畑に目と手をかけられるというのはとても大事になります。
ただ自分で農具や資材を管理したり、庭の土が硬くて野菜作りに向かない場合、
根本的に土作りを行うという必要はあります。
まずは市民農園や農業体験農園などで野菜づくりや土づくりを学んでから、
自分の畑で実践するというのが良いでしょう。
うちの畑の寺子屋の生徒さんもそういうかたが多いです。