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暮らしの畑屋のおと〜自然と人が仲良く暮らすための畑づくり〜

自然と人が仲良く・調和して暮らすための生きた知恵・技術・情報を追求していきます。

畑づくりを学んでいく上で最も大切なこと:自然と仲良くなる畑づくり講座【基礎編】その④

自然と仲良くなる畑づくり講座 自然農のこと

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こんにちは、そーやんです。

いつもお読みいただきありがとうございます。

 

僕自身自分で畑を始めてこの5年間、苦しい気持ち、焦った気持ちで畑に立つことも多かったので、

畑づくりをしてみたい、すでにやってるよって方が、

このブログを読んで、少しでもあたたかで穏やかな気持ちで畑に立てれたらなあと思って書いております。

 

 

 

今回は、自然と仲良くなる畑づくり講座その④です。

 

今までの記事はこちら

子供達に遺したい、自然と仲良くなる畑づくりのこと

畑づくりをするときに知っておいて欲しい、自然の流れについて

野菜づくりを始める前に知っておきたい基礎の基礎 

 


具体的な畑づくりの話に入る前に、もうひとつだけ。

畑の寺子屋の講習でも一番最初にお話しするのですが、

僕が畑づくりを行う中で、最も大切だと思ってることをシェアしたいと思います。

ここが野菜づくりが上達すること、自然と仲良くなること、楽しく畑づくりすることにおいての肝じゃないかなあと思っています。

 

 

これから皆さんが野菜づくりを学んでいくときにおいて大切なのは、

知識や技術を習得することもそうですが、

一番は「コミュニケーションを積み重ねていくこと」だと思っています。

野菜や虫、草、その畑とのコミュニケーションですね。 

 

 

畑づくりにおいてもっとも難しいところであり、

もっとも面白いところは

自然が舞台であり、自然を相手にしているというところです。

自然はすべて流れているものであり、常に変化し続けています。

その変化を読み取り、

どうそれに応じていくかの判断は難しく、

また絶対の正解はなく、

教科書通りにいかないことばかりです。

短期的に見ればそれが正解のように見えても、

長期的、全体的に見ればバランスを乱してしまっているということも多々有ります。

 

僕ら経験者からこうした方がいいんじゃないかとか、

ああしたらいいよとかのアドバイスはできますし、

本やネットで知識や技術を学ぶことはいくらでも後からできますが、

最終的には野菜を育てている人の感覚であり、

それは教えることができないものです。

 

 

野菜も私たちと同じ生き物です。

ただの食糧や商品ではありません。

言葉は通用しないとしても、

必ず通じる感覚があります。

 

僕らが赤ちゃんとコミュニケーションしようとするときと同じです。

どうやって彼らの意思を汲み取ろうとしますか?

確かに育児書や育児経験者の知識、経験も非常に役に立ちますが、

最終的にはその子の振る舞い、感情表現などを自分の肌で感じ、観察し、

様々な失敗も経験しながら、コミュニケーションを積み重ねていく結果として、

ああなんとなくこう言いたいのかなって、

理屈じゃなくて感覚で分かってくるものだと思います。

 

育児経験がないとしても、

普通に僕らが誰かと接しているときに、

理屈だけや知識だけで話されたりしたら

誰も良い気分はしないし、お互いに理解が深まらないし、

仲良くなれるわけないですよね。

 

植物たちもそれは同じなのです。

彼らにそれを感じ取る力はないと、

僕らは勝手に思い込んでいますが、

彼らは動けないからこそ、むしろ僕らよりも周りの情報を集めることに長けています。

最新の研究では、なんと150もの感覚器官があるらしいというから驚きです。

僕らが言葉にしない意識の働きもしっかりとキャッチしてます。

 

 

さてここで肝心の、じゃあどうやってコミュニケーションをとるのかという話です。

植物と会話できるという人もいますが、

僕は今のところできないのでそれ以外の方法を使います。

 

まず彼らのメッセージを理解するために、

僕らが今すでに持っている能力を生かします。

それが「五感」です。

今の僕らはイメージの世界で生きていることが多く、

五感を使えているようでほとんど使えていません。

しっかり意識を今ここに置き、感覚を研ぎ澄ませていくことが大切になります。

 

といっても決して難しいことはありません。

「あ、この花綺麗だなあ」って感じたり、

「風が気持ちいいなあ」とか「わーこの鳥の鳴きすてき〜」とか、

「この野菜おいしい〜」とか感じていれば、それは五感を使えているときなのです。

これは感じれば感じるほど、研ぎ澄まされていく感覚です。

 

そしてこの五感を使えているときに身体の中のどこかが反応しています。

例えばこの花綺麗だなあって感じた時に、胸のあたりがほわって暖かくなるとか。

それはその植物から「何か」を受け取っているから感じるのです。

これは厳密にいうと受け取っているだけでなく、

互いの「気」が調和しているということなのですが、

とにかくその言葉にならない「何か」を感じとるってことがとても大切なんです。

 

他にもコミュニケーションの仕方はいろいろありますが、

こういった積み重ねをしていくことによって、

しだいに少しずつ野菜の気持ちがわかるようになるし、

直感が働くようになっていきます。

 

さらに言えば五感を働かせ、「気」を使えば使うほど、

その源もしだいに大きくなっていき、僕らも「元気」になっていくというなんとも素晴らしい仕組み〜

 

 

そしてそして〜

こういった野菜とのコミュニケーションを繰り返していると、

その野菜も僕らのことを理解するようになります。

そうなるとどうなると思いますか〜?

 

そう、なんと彼らはその愛の表現の一つとして、

僕らに必要な栄養素やエネルギーを自身に蓄え、与えてくれると言われています。

これを最初聞いた時はびっくりしましたが、

とっても嬉しかったし、素敵だなあって思ったんです。

そしてそれと同時にすっごくすっご〜〜く!理にかなっているなあと思ったんです。

パズルがピタッと合わさった感じ。 

 

だってこの地球、自然界は常に全体が豊かになろうとしていて、

自身の健康を保とうとする自然治癒力ホメオスタシス(自己保存性)の力が働いているから。

僕らが彼らとコミュニケーションをとり、

その自然の輪のなかに入っていけばそこに自然治癒力が働き、

そこから遠ざかれば遠ざかるほど、

その恩恵を得られないのは当然の道理だなあと思います。

自然界にたくさん薬草があるのも偶然と思えないですしね。

 

 

ということで今回は以上です。

最初はわからないことばかりで混乱するとは思いますが、

絶えずその瞬間を感じるということが一番の財産になっています。

上手くいくときもいかないときも、

その瞬間の心の動きを楽しみながら畑づくりしていきましょう。

 

五感と呼吸のこと

植物と気を調和させていくこと、

僕らが植物に意識を向けること

あたりはまたのちのち書こうと思います。

 

次回からはいよいよ実践編です。

お読みいただきありがとうございました。