小さな暮らしの畑屋さん

地球といういのち溢れる星に生まれた喜びを、日々の暮らしの中で感じられるような、小さな畑のある暮らしを提案しています。

4回目の寺子屋収穫祭

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今日、畑の寺子屋の収穫祭がぶじに終了しました。つまり、早いもので寺子屋の4年目も終わろうとしています。

 収穫祭などの寺子屋イベント、最初の頃は参加費500円くらいで設定していましたが、ある時から800円に値上げしました。

それまでは、なるべく参加費をおさえようとしていました。橋口農園謹製のお米やお野菜、合鴨肉は使いますが、それ以外の調味料は、品質は妥協してもお手頃な値段のものを大手量販店で買ってきて、なんとかやりくりするという感じでした。

 

でも、やっぱり、無農薬無化学肥料のお野菜作りをする畑の寺子屋ですもの。

たくさんの方に来てもらって和んでもらうイベントだからこそ、ふだん私が使っていて心からいいと思える本物の調味料でお料理しよう。

そう考え直したのです。

そのときから、必要な調味料は信頼している自然食品店であるやさい村さんを中心に、本当のものを購入するようになりました。

安心して食べられる、おいしい材料を使ってのイベントごはん。素材にはこだわっていますよー。

自信をもってどなたでもお誘いすることができます。

 

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今日の収穫祭のメニューは、合鴨のバーベキュー、野菜たっぷり鴨汁、羽釜ごはん、大根サラダにお漬物各種、そして玄米餅のおぜんざいでした。目玉のおぜんざいは、出水に住むおばあちゃんが作ってくれている無農薬の小豆をたっぷり使ったもの。あとのキノコ以外の具材はすべて橋口農園産です。

参加費をあげたことによる参加者の方の出席状況はそこまで変わっていません。野菜をいちから作るプロセスを味わっていただいているみなさんだから理解してもらってるのかなと勝手に解釈していますが。じつのところのお声を聞かせていただけたらありがたく存じます!

 

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それにしても、 

戸外でみんなで調理するときに、いつも私がいいなぁと思うことがあります。それは、その人にあった仕事がかならずあるということです。寺子屋の場合は、文字通り老若男女さまざまな方がいらっしゃってくださいます。

戸外で調理してみんなで食べるまでのプロセスには、座るスペースをつくる、炭をおこす、野菜を切って洗う、重たい鍋を運ぶ、火の番をする、子守りをする、などなどじつにさまざまな仕事があります。でも、かならずその仕事にぴったりな人があらわれてお手伝いしてくださるわけです。本当に助けられています。わが家の2歳の娘も、前日のテント立てからたちあい、大人たちの士気を上げてくれましたよ♪

 

雨降りで寒い日でしたが、ぶじに終えることができました。ご参加いただいたみなさま、寒い中本当にありがとうございました!

 

written by Mai