小さな暮らしの畑屋さん

地球といういのち溢れる星に生まれた喜びを、日々の暮らしの中で感じられるような、小さな畑のある暮らしを提案しています。

自然農コンサルタントの詳細について

自然農コンサルタントをやる上での僕の想いやビジョンについては、こちらの記事をごらんください。

 


具体的な畑作りの流れ

【ステップ1】畑調査とプランニング

→まずは畑の状態、環境をチェックします。もともと生えている草の種類などから、そこの土地の状態を診断します。そしてご依頼主さまの暮らしのスタイルや作りたい野菜の希望などをお伺い、どのような畑にしていくかをプランニングしていきます。

 

 

【ステップ2】土作りと畝立て

→自然農では一番最初だけ畝立てを行いますが、あとはメンテナンスしながら半永久的に使うことが出来ます。耕さないことで畝は生き物となり、育てていく楽しみがあります。あまりに、もとの土質が良くない場合はご希望により、堆肥を入れ、微生物を増やすということも可能です。一緒に作業をしながら、道具の使い方なども合わせて説明いたします。

 

【ステップ3】種降ろし、苗の植え付け

→自然農では種まきを種降ろしと呼んでいます。それぞれの野菜たちが持っている特徴をうまく活かしあいながら育つような作付けを行います。またそこに生きる生き物たちの輪にうまく野菜が入れるような手の貸し方が必要となります。

 

【ステップ4】野菜の管理、収穫

→野菜は常に声なき声を発しています。それをすこしずつ掴み、コミュニケーションがとれるような野菜の見方をお伝えいたします。また周りの生き物たちとの付き合い方についても解説いたします。

 

【ステップ5】片付け、自作の準備、種採り

→片付けしながら、その時点で次の作付けに向けて土作りをしていくことがうまく畑をまわしていくコツです。ご希望の場合は、種採りの仕方も解説します。種採りをしていくことで、そこの場所の気候に適したオリジナルの野菜を育てていくことが出来ます。

 

 

基本的にはこの5ステップとなりますが、お客さまの希望の部分だけ行うこともできますし、とりあえずステップ①だけ聞きたいということも出来ます。

また実際にはこのステップのどれかだけというより、その季節に合わせていくつかを同時に行うのが基本となります。

あらかじめメールやお電話で相談しながら、内容を決めていきましょう。

 

【自然農コンサルタント概要】

内容実際に現地まで足を運び、畑の状態に合わせた野菜作りを提案します。草や虫の働きをうまく利用することで、野菜本来の生命力を引き出し、無理なく愉しんで畑と付き合えるようにアドバイスなどを行います。ご家族や友達と一緒に受けていただいてもかまいません。

 

モニター料金1回( 約60〜90分)5000円+出張費(30円/km)

*出張費はうちから畑までの距離(下道換算)に応じます。

例:姶良市役所付近:16km → 480円  日置市役所付近:21km → 630円 霧島市役所付近:31km → 920円 鹿児島市役所喜入支所:36km → 1080円

     

連絡先橋口創也 tel: 090-3198-9103
              E-mail: notefarm.kagoshima@gmail.com

            

 

【Q & Aコーナー】

①自然農がよくわからなくて不安なのですが?

 ステップ1の段階ではどの農法でも共通する畑のプラン作りについて解説していきます。通常の耕して、堆肥を施すやり方(有機農法)についても指導できますので、お気軽にご相談ください。詳しい農法の違いや必要な道具、経費などの違いを説明いたしますので、自分のライフスタイルに合わせた畑作りをスタートできます。

 

②自然農だと収量が少ないのでしょうか?

自然農だと機械を使わないため、とても広い面積をすることは難しいですが、1家族が自給していくだけのスペースを行うことは誰でも出来ます。収量自体も規格や見た目にこだわるわけではないので、ほとんど変わりません。むしろ、収穫期間が長くなったり、保存がききやすかったり、一気に病気や害虫にやられるといったことが少なくなるため、自給用の畑にはとても向いています

 

③自然農で行うデメリットは?

自然農で行うデメリットは、1)機械を使わないので(使う必要がない)、広い面積ができない、2)肥料で一気に大きくすることはしないので、特に土ができていないうちは成長に時間がかかり、市販のものより小ぶりになりやすい、3)夏場はこまめに草を刈る必要がある、などです。特に初期のときは2)のように時間をかけて見守るということが必要になります。ただ耕して畑がリセットされることがないので、どれだけ途中でうまく野菜が作れなくても、年を重ねるごとに確実に良い畑になり、どんどん野菜作りが楽になっていきます

 

④草刈りが大変なのでは?

耕されていた畑は、最初は生命力の強い荒々しい草がまず生えてきますので、草刈りの手間はかかります。(ただ根っこから引っこ抜くわけではないので、通常の草とりよりは楽です)ただ2年目、3年目になってくると生えてくる草の種類が変わり、柔らかい草が増えて、背丈も大きくないので、草刈りはどんどん楽になっていきます

 

⑤興味はあるけど、趣味の畑にこんなにお金はかけたくない…

機械や肥料を使わずに野菜を育てられるという技術は一生ものどころか、自分の子供たちに受け継いでいける大きな財産になります!友達と一緒に受ければ、楽しくて一人あたりの負担も軽くなります!

 

 

他にも様々な形で、自然農の畑づくりに関われるように企画中です!
こんな形であれば参加したい!こんな企画してほしい!とにかく応援したい!などあればお気軽にご連絡ください!