小さな暮らしの畑屋さん

地球といういのち溢れる星に生まれた喜びを、日々の暮らしの中で感じられるような、小さな畑のある暮らしを提案しています。

種のこうかん会 in かごしま

一週間前のことになりますが、
垂水で行われた種のこうかん会に参加してきました。


種のこうかん会とは、

おもに自分で種採りをした固定種や在来種の種を参加者同士で持ち寄り、
おたがいに交換する場のこと。
そして交換しながら、その種の生い立ち(どこでどう手に入れて今ここにあるのかetc.)、育て方のアドバイス、その人が育ててきた上でのエピソードなど、
その種についてのまるまるを共有します。
売られているタネは交配種がほとんどである現在、
なかなか種採りをしている人に出会うことがありません。
種のこうかん会は、種採りをする仲間づくりができる貴重な場ともいえそう。

かごしまでの種のこうかん会は、かえるすたいるの山田さんを中心としたメンバーによって夏と冬の年2回開催されており、今回で7回目になるそうです。

 

種の採りやすいもの(果菜類や豆類)を中心に、のおとではできるだけ種をとるようにしていますが、まだまだ経験は浅く、交換できるほどたくさん種がとれたものも少ないです。

そんななか今回は、パクチーや絹さや、沖縄島オクラなどの種を持参しました。
南瓜や緑豆、ポップコーンとうもろこしなどと交換していただきました。

お昼ごはんはめいめい持ってくることになっていましたが、各テーブルで在来種・固定種の野菜で作られたそれぞれのお料理がならび、ちょっとしたポットラックパーティーのようでした!農という営みは、やはり「種から食卓まで」であるべきだなあと、しみじみ感じました。


今回はヴァンダナシヴァさんの『いのちの種を抱きしめて』の映画上映もあり、
種採りについての意義や思いをさらに深めることができました。
同じような考えを持つ人との輪もどんどん広がりますし、
本当にありがたいこと。

次回は雑穀の種なども持っていけたらいいなあ。